何か、この間、鳥取県議会もだそうですが、全国の県議会議員の研修会が東京都市センターホテルでありました。そのときに地方議会制度研究会ですか の座長をしておられる元東大の大森彌先生が主催者的な形でおられまして、私は前にもちょっとお会いしたことがあってお話をしたのですが、私は今片山知事のもとで鍛えていただいておりますと言って話をしましたら、あの方は47人の全国の知事の中で一番頭がいいのですよということをおっしゃっておられました。私もそれはそうであろうかと思います。認めたいと思います。
ただ、このことはちょっと私立の医大生に対する偏見にもなってもいけないと思いますので、言わせていただければ、私はこれは医大の生命化学科の先生の押村先生から聞いたことがあるのですが、大学に入るときと出るときは別であると。鳥取県の子供は余力を残して入ってくると。県外から来る子は伸び切ったゴム状態で入ってくるのだと。だから、県内から入ってきた子は入ってから伸びるのだということをおっしゃいました。いろいろな出身大学のどこの生徒であろうと、やはり入るときと出たときは別、さらに医師の国家試験がございますので、モチベーションの高い人云々というお話はありましたけれども、私はそこのところはやはり、根本的には教育長にご答弁を願わなければいけない本県高等教育の大きな課題もあるかとは思いますが、それは別として、やはり実態として、能力として、どこの大学の子であろうと差はないのだということを前提にして、鳥大医学部を充実させていくという方向で進んでいただきたいと思います。
今、女医さん対策は具体的に取り組んでいただく方向であろうかと思って、喜んでおります。最後になりましたけれども、今、私、何人かの女医さんにもお話を聞きました。大変ご苦労をなさって、個人的な解決、あるいは先輩の女医さんで、自分が苦労したから、やはりこうでないとやれないという形で、自分の経営する病院の中に託児所とか病児保育所とか、フレックス制度とか、そういうものを導入したりして、個人的に理解をしてくださっている人のそういう好意で助けてもらって、辛うじて場をつないでいると、そういうお話を多々聞かせてもらいました。
こういうお話を聞いたので、1点ご披露しておきたいと思います。子育てしながら仕事をすることは他の女性も女医も同じだと。だけれども、女医の場合はスタッフがついているので、自分の都合で休めないということを言っておられたのが大変印象的でございました。ぜひ、そういう安心して働ける、安心して子育てができるような職場環境づくり、あるいは県の施策というものをお願いしたいのですが、私は全国の女医さんの中で、働くなら鳥取県、子育てするなら鳥取県、そういうような評判をぜひ片山知事のお力で目指していただきたいということを希望いたしまして、質問を終わらせていただきます。
何かご所見がありましたら、お願いをいたします。